牛革について
牛革は牛の皮膚です
「牛革だから丈夫よね?」そう思いがちな「牛革」ですが、元々は牛の皮膚です。
では、牛の皮膚は本当に丈夫なのでしょうか?
この牛の皮膚は「鞣し」の工程を経て「革」になり、私たちの生活の中で活用されています。
靴底に使われる硬い革も、コートに使える柔らかい革も、全て同じ牛の皮膚ですが「鞣しの方法」で、用途に合わせた硬さや柔軟性が決まります。
もちろん牛は動物ですので、毛も生えていれば、ケガもします。そもそも立体の体を覆っていた革です。織った布のように平らなのは、鞣しの段階で人が工夫して、自分達の使いやすいように加工しているからです。
文庫屋「大関」では、継承される技法で文庫革を作るために、より適した革の開発をタンナーさん(鞣し革工場)に協力してもらい、自社用の白い革を使うようにしています。
太鼓
鞣し途中の皮
牛革の特徴
牛革は、牛の半身のサイズで仕入れます。
牛革の半裁です。左上が首、右上がお尻、下の左右が足
とても大きいですが、人と同じでケガの跡、シミ、シワ、ホクロ、毛穴ももちろんあります。
背中、お腹、おしり、首など、部位によっても皮膚のキメ感や厚み、柔軟性、たるみなどの違いもあります。
できる限りきれいな部分をとるように心がけますが、命ある素材ですので、粗末にしないように革を使います。
血筋。この筋の下に血管が通っていました
ピンホール。大きな毛穴や毛根の跡です。
バラ傷。牛が生活する中で付いた傷も革に残ります
トラ。首などのシワの跡です。筋が虎に見えるところからきています
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